第60回 ジャパンコーヒーフェスティバル 2024in吹田
〜まちとコーヒーと商店街〜
開催テーマ「まちとコーヒーと商店街」
会場は、創立100周年を迎えた旭通商店街と新旭町通り商店街です。
今回は、商店街やまちづくりに大きく寄与してきた地元商店さんをテーマにコーヒーを提供していただきます。
次の100年も見据えた商店街を想像するうえで、「商い」を再考し、若い力が地元商店の方々とかかわることで、「商う」力を養う場にもなればと思います。
「まちとコーヒーと商店街」というテーマに基づき、地元の商店に溶け込んだ形でコーヒー屋さんに出店していただいております。コーヒーを味わいつつ、地元商店の方と商品のことに限定せず、吹田の街や商店街について語らうのも今回のイベントの醍醐味だと考えます。
また、今回の出店者は全国から集まった14の団体の学生達です。
この数年で20を越える団体が日本全国で創立され、若者の間で新たなコーヒー文化が形成されています。全国で同時期に、これほどまで若者がコーヒーに熱中するということは何かあるに違いないと確信しております。イベントを通じてコーヒーの持つ不思議な魅力とは何か、ということを感じられるのも学生によるコーヒーフェスティバルの面白さです。
テーマとなる商店
時計・宝石の美王
長く続くこちらのお店は、年配から若者まで幅広い世代のお客さんが来店されるそうです。なかには、おじいさんから譲ってもらった時計を修理に持って来られる方もいるのだとか。皆さんは思い出の宝石やアクセサリーはございますか。
RUFUS COFFEE
【京都工芸繊維大学】
出品コーヒー「GEMS」
時計・宝石の美王にちなみ、宝石の原産国とコーヒーの生産国をリンクさせたオリジナルブレンドを展開しました。
※パンフレットより引用
テーマとなる商店
さくらカフェ
2018年よりはじまったこちらのカフェはまさに物の売り買いだけではなく人の行き交いを生み出しています。地元の主婦さんを中心に通常のメニュー日替わりプレートや手作りスイーツなどのカフェ営業に加えて、チャレンジスペースとして間借りカフェ営業をおこなっているそうです。
大和大学珈琲倶楽部Noir
【大和大学】
出品コーヒー「香りに溺れるコーヒー」
さくらカフェは、お子様連れのママたちが気軽に立ち寄れる場所として、買い物の合間にちょっと休憩できるような場所になっています。そういった、地域に寄り添った休憩所にふさわしいコーヒーをご用意します。
※パンフレットより引用
テーマとなる商店
Plant-based cafe Alle
100年続いた商店街で接続可能な社会をテーマに植物由来の食品のみを扱うプラントベースカフェ。単なるものの売り買いだけでなく、人の居場所となる商店街を目指す方が営まれています。とてもエネルギッシュな店主さんです。
珈琲同好会 sunset
【京都女子大学】
出品コーヒー「サントスショコラ」
ショコラを感じる程よい甘みと珈琲本来の苦味を舌全体でご堪能頂き、鼻に抜けるショコラの香りを目を閉じてじっくりお楽しみください。
※パンフレットより引用
テーマとなる商店
吹田BM整骨院
肉体の疲労回復だけではなく、歪みの診断からボディケアや痛みの予防にも取り組まれているこちらの整骨院。イベント中にははじめての方に向けて特別メニューを用意してくださるのだとか。
cooffabers
【東北大学】
出品コーヒー「Rwanda Karisimbi Fully washed」
今回協力していただく地元店舗さんと関連して、整骨院の施術後のすっきり感を表現しました。老若男女問わず飲みやすいコーヒーなので、ぜひリラックスの一杯としても飲んでみてほしいです。
※パンフレットより引用
テーマとなる商店
CENTURY21 オオトリーハウス
吹田に愛を注ぎ続ける代表がいるこちらのお店。3階では代表の奥さんがネイルサロンを営まれているのだとか。
立命館珈琲研究会RCS
【立命館大学】
出品コーヒー「コロンビア ウイラ エル フトゥーロ ウォッシュド」
余韻として残るコーヒーの甘みと社長の吹田に対する愛情を、ぜひリンクさせながら味わってみてください。
※パンフレットより引用
テーマとなる商店
鼓月
ここにもエネルギッシュな方がいました。学生時代から積極的に課外活動をされてきた店長さんは、これからこの街とどのように関わってくださるのでしょうか。
大阪経済大学珈琲倶楽部
【大阪経済大学】
出品コーヒー「ルワンダ カリシンビ アナエロビック」
今回、軒先をお借りさせていただく「鼓月」は和菓子を提供されています。和菓子は、素材の味をとっても活かしたお菓子です。その和菓子のように、コーヒーも素材の味を楽しんで頂きたく浅煎りを選択いたしました。
※パンフレットより引用
テーマとなる商店
みずいろ喫茶
老若男女が交流できる憩いの空間を目指すこちらのお店は、喫茶とはどのような空間なのかを考えさせられます。日常のなかも気軽にお立ち寄りください。
大阪大学コーヒー愛好会
【大阪大学】
出品コーヒー「エチオピア イルガチェフェ ナチュラル」
昨年から営業を始めた新しいお店の明るい雰囲気と合うようなフルーティーで爽やかなエチオピアイルガチェフェの豆を選びました。また、衰退している商店街が多い中、新鮮な風を吹き込む新しい喫茶店とコーヒーの共通点を意識しました。
※パンフレットより引用
テーマとなる商店
アサヒキッチン
シャッター商店街を新たな形へ。商店街の現状と向き合うイケてるメンズ達がここにも居ました。まさに変革の中にある空間です。
関西大学コーヒー研究会
「関西大学」
出品コーヒー「The bitter and the sweet」
今回の豆は、「タンザニア サウステラ AA」です。特徴として、柑橘系フルーツのような爽やかな甘みや酸味があります。私たちは、そんな豆の特徴と私たちのテーマ「アサヒキッチン」から「酸いも甘いも」ということばを連想しました。
※パンフレットより引用
テーマとなる商店
サンフルーツ西重
フルーツは同じ産地でも生産者や日当たり具合でその味は大きく異なるとのこと。その目利きには確かなものがあります。商店街での買い物の良さを体現している商店の1つです。
大阪公立大学珈琲愛好会
「大阪公立大学」
出品コーヒー「黄金郷ここにあり。」
まさかフルーツの中にコーヒーの実が紛れているなんて!そんなことがあっても不思議じゃない色艶、味共に鮮やかなコーヒーを選びました。
※パンフレットより引用
テーマとなる商店
ワインバー RYTHME
学生のうちにやりたいことを考える大切さを知っているRYTHMEのマスター。そこには思うところがあるそうです。こだわりのワインだけでなく、マスターの人柄もあわせてお楽しみください。
365+8珈琲
「近畿大学」
出品コーヒー「ルワンダ ナチュラル」
僕はフルーティーな白ワインを選ぶ機会が多いので、今回はワインで例えるならフルーティーな白ワインを連想できるようなコーヒーをご用意させて頂きました。
※パンフレットより引用
テーマとなる商店
寿結納店
戦前より結納品に携わり、昭和30年に旭通商店街にお店を構えられたそうです。
今では数少ない結納店で、手作りの金封や水引の作品は心奪われます。
名古屋珈琲同好会
「名古屋大学」
出品コーヒー「Rwanda Washed」
今回はルワンダのウォッシュドを使用しました。焙煎度は浅煎りの物をご用意しました。今回のテーマのお店である寿結納店様は和のイメージを感じました。ですので、八朔のふれーばーがあり和を感じられるコーヒーをチョイスしようと思い、このコーヒーを選ばさせていただきました。
※パンフレットより引用
未来を彩るのは若者です。若いという力はエネルギーに溢れ、勢いがあります。しかし、同時に壊れやすくもあります。日本社会を担う若者たちが、それぞれの思いを込めて提供する一杯をこれからを見据えた素晴らしい空間とともにほほえましくお楽しみください。
最後になりますが、この度はご来場いただき、誠にありがとうございます。