サイトへ戻る

第48回 徳島アクア・チッタ

開催テーマ「ブラジル産の珈琲を表現する」

                 2023.10.20~10.22

2023年10月20日

今回は初めて、コーヒーに特化したテーマでフェスティバルを開催します。

テーマは「ブラジル産のコーヒーを表現する」。

徳島の活気ある珈琲文化から、同じ産地の珈琲としてどのような差異を作り出し

その差異への気づきを提供できるのか、大変楽しみでもあります。

会場は「アクア・チッタ」

徳島駅から車で15分、県庁から東に1kmの所に万代中央ふ頭はあります。

徳島市の中心を流れる新町川の河口に面した東西500mの古い倉庫街です。

その昔(1960年頃)、万代中央ふ頭は港湾物流の中心として

倉庫街にも活気と賑わいがありました。しかし、1970年を境に物流機能のマリンピアに移転と共に倉庫街だけが取り残され、人からも忘れられた場所となっていきました。

 

それから、35年。寂れ果てたふ頭にかつての賑わいを取り戻そうと、2005年にNPO法人アクア・チッタを設立されました。

今では、19棟の倉庫のうち14棟がオフィスや店舗として使用されており、

週末には様々なイベントが開催され、訪れる人の楽しみの場となっています。

フェスティバル初日は、20:00までの開催となっており

夜の水辺の街を、一望しながらコーヒーを飲むお客さんの姿が印象的でした。

カモ谷制作舎ノKOFFEE SHOP

 

【出品コーヒー】

ホットコーヒー(コーヒーフェス限定仕様)

今回の開催テーマの発案者となってくださいました。

ブラジルらしいナッツのような味わいを残したコーヒーをご提供されていました。

豆ちよ焙煎所

 

【出品コーヒー】

ブラジル ジアマンチーナヨシマツ ピーベリー ナチュラル

今回のフェスティバルが初めてのご参加となります。

ひとつ、ひとつの動作が丁寧で、とても大切にコーヒーを淹れてくださいました。

卯建珈琲焙煎室

【出品コーヒー】

ブラジル ブルボン セラード

活気溢れる人柄がブラジル産のコーヒーにとてもマッチしていました。

TOKUSHIMA COFFEE WORKS

 

【出品コーヒー】

サンタアリーナ農園100年樹ブルボン

徳島を代表する老舗の自家焙煎店。何からなにまで素晴らしい立ち振る舞いでした。

コーヒーは人なんだと。改めて思う一杯でした。

喫茶トランク

【出品コーヒー】

カランコロンと響くとき

大阪は貝塚市からお越しいただきました。

ブラジル焙煎度違いを3種類ブレンドしてご提供されていました。

おみコーヒー

【出品コーヒー】

ブラジル グアリロバ アナエロビックハニー

テーマを聞き、悩み続けたという店主さん。

ベーシックながらも、ユニークさが混じっているブラジルをご提供してくださいました。

宙coffee

【出品コーヒー】

ブラジル グラマバレー ブルボンアマレロ・パルプドナチュラル

奈良県から宇宙の風を徳島へ

今回も、もちろん手網焙煎です。

喫茶あおい

【出品コーヒー】

バージングランデ農園樹上完熟スーパーボイア

大学生で構成されたコーヒーが好きな集団。

好きなことを原動力に、徳島へ若い力を届けてくださいました。

何もなかったところから新しく街づくりを始め、約18年でさまざまな文化を牽引していく

街へと進化を遂げたアクア・チッタ。今後の発展可能性についてもまた、味わい深いものとなる気がしています。

その流れに珈琲が関わることで徳島県としての新たな文化の発展へと繋がり、この街がさらに多くの人たちから愛される街へとなるような気がしています。